山里に暮らす

山里に移り住み、日本の原風景の中で自然や地元の人たちとの共生を楽しむ家族の記録です。

レミントンM870を購入しました

 1か月前に京都の小林銃砲店さんでレミントンM870 Express Deerの新銃を契約し、昨日公安委員会の許可が下りましたので、本日引き取ってきました。


 この銃は12番の20インチスラッグ銃身(ライフルサイト付き)が標準で、主にニホンジカ、イノシシ、ニホンザル等の有害鳥獣駆除や猟期の大物狩猟に使用する目的で購入しましたが、やはりカワウなどの有害や鳥猟にも使いたいと思い、お店に在庫であったレミントン純正のインナーチョーク交換式26インチ銃身とMODチョークも併せて購入しました。その為、先ほど警察の安全課に銃を持参して確認してもらうときに、同時購入した替え銃身も一緒に持参し、こちらも書き換えで登録してもらいました。

 北海道の流し猟と違い、私たちの狩猟はもっぱら山の中を駆け巡る巻き狩り猟です。そのため、銃身が短く取り回しが良いというのは、非常に使い勝手が良いと言えます。
 今週末の有害でM870をデビューさせようと思います。

鹿肉カレー


 昨日の有害駆除で捕獲した鹿の背ロースで美味しい鹿カレーを。無農薬、無化学肥料、有機栽培で収穫した自家栽培の玉ねぎ、にんじん、ジャガイモ、福地ホワイト六辺ニンニク。有機肥料も町の浄水場から汚泥乾燥肥料をいただいています。つまり、カレールー以外のすべての材料が地場産。これこそが田舎暮らしの醍醐味。お米ももちろん自家製。この地区は粘土質なので、耕作には苦労しますが味はどこにも負けません。

 山里に暮らしていると毎日がキャンプしているよう。自然の恵みと、命をいただくことへの感謝をこめて家族みんなで、美味しくいただきました。

日の出すぐの有害駆除

 昨夜、近隣集落の区長さんから、収穫まじかの田んぼの防獣柵に鹿が角をひっかけ動けなくなっているとの連絡をいただきました。が、すでに日没を過ぎていたため、今日の日の出(5:16AM)を待って有害出動。
 到着するとまだバンビでしたが、小さな角が防獣用のワイヤーメッシュに引っ掛かり、文字通り抜き差しならぬ状況。銃にスラッグ弾を込め、3mほどの距離でしっかり狙って発砲。頸椎を貫通しました。しかしまだ動いているので、より頭部に近い頸椎にもう1発。今度はピクリとも動かなくなりました。
 駆除を終え、圃場を見渡すと東にそびえる町のシンボルである霊山から昇った朝日が稲の穂を照らし、さながら大海原のような情景。今週末からいよいよこの地域も刈入れが始まります。