忍び猟の一日
昨日は久しぶりに丸一日忍び猟に出ました。
とりあえず林道の終わりまで軽トラで乗り入れ、カケ(獣の足跡)を探します。そこからは相棒の嗅覚が頼りです。
相棒が何かを嗅ぎ付けたようです。そこでリードを外します。一目散に駆け出し、あっという間に見えなくなってしまいました。
待つこと約15分。首輪の鈴の音と相棒の鳴き声が。すると約20m前方の林の中から一目散に駆け出してくる鹿。雌です!
パーン!
スラッグがネックに命中。斜面を転げ落ちる雌鹿。その跡を追って私も斜面を滑りながら駆け下ります。
足の骨が折れているようで、側溝にはまったまま動けずにいます。すかさずナイフで止め差し。
心臓を突いて血抜きをした後、内臓を抜いたらスノーボート(プラスチック製のそり)に乗せてロープで引いて軽トラの場所まで運びます。
重い鹿を運んだら、温かい珈琲でちょっと一息。
その後も相棒と近場を回ってみましたが、この日はこれ以降の猟果はありませんでした。
午後3時半ごろに遅い昼食。愛用のアルコールストーブ「トランギア」でチキンラーメン。ワカメ、ネギ、おふの入った「味噌汁の具」という乾燥具材を投入。
チキンラーメンも煮込んで作るとそこそこ美味しい。いつもはうどん持参で猟に出ますが、昨日はあいにくうどんが切れていました。
そんなこんなで久しぶりに楽しい一日でした。
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