山里に暮らす

山里に移り住み、日本の原風景の中で自然や地元の人たちとの共生を楽しむ家族の記録です。

村の秋祭

 抜けるような秋晴れの元、村小さなのお宮さんで秋祭が執り行われました。今年の収穫に感謝し、これからも五穀豊穣が続くよう祈願するお祭りです。
 私が暮らす町には850年も前から続く大宮さん(町の中心にあり、由緒ある大きな神社)があり、そこの祭事の際には、昔々から必ず雅楽が登場しますが、その演奏をずっと担ってきたのが私の村の雅楽団です。うちの家内はその中で竜笛という横笛を担当しており、村の小さなお宮さんのお祭りでも雅楽を演奏します。今日の家内は竜笛、楽太鼓、巫女さんの舞の際の篠笛と一人三役。お祭りが終わってからも、私は村の皆さんと直会(なおらい)で緩い時間を過ごさせていただきましたが、家内は着替えて、颯爽と田んぼに手刈りに出かけました。頭が下がります。