山里に暮らす

山里に移り住み、日本の原風景の中で自然や地元の人たちとの共生を楽しむ家族の記録です。

1日に鹿3頭捕獲!

 朝9時から夕方4時まで山に入りました。地形が分からないので、遠くの山には行かず、家からすぐの山にしか行きません。しかもスマホの電波が届かないところがほとんどなので、巻き狩りの時に使う無線機で、自宅と交信しながら動いています。

 今日は午前中に鹿2頭、午後も鹿1頭と、合計3頭を仕留める事が出来ました。この時期、雄は立派な角をしています。先週はロープを家に忘れてきてしまい、鹿を車まで運ぶのが大変でしたが、今日は忘れずにリュックに入れてきました。お陰でずいぶん楽に運ぶ事が出来ました。お昼は山を下りて自宅で昼食を取りましたが、明日はおにぎり持参で山に入ろうと思います。良い1日でした。

スラッグ弾にグリース

 明日、明後日は朝から出猟予定です。今、その準備をしているところです。この写真はライフルド・スラッグという実包(実弾)ですが、弾頭に何か塗ってありますね。なんだと思います?


 実はグリースです。ハンターならやっている人が多いと思います。散弾銃の実包というと何十発、何百発という小粒の弾がたくさん詰まっていると思っている方がほとんどと思いますが、そのような弾では鳥は落とせても(と言っても鴨などはそれでは、まず落ちませんが・・・)、鹿、猪、熊といった大型獣は仕留められません。半矢(手負い)にして逃走されるのがオチです。下手をすると反撃にあう危険性さえあります。そこで、大きな弾が1発だけ詰まったスラッグ弾という実包を使います。
 ところがこのスラッグ弾、数発撃っただけでも銃身の中は鉛カスだらけになり、その汚れ方が半端ではありません。それを防ぎ少しでも鉛の付着を軽減するために、あらかじめスラッグ弾の弾頭にグリースなどを塗っておき、その状態で装填します。こうしておくと、後のお掃除がとても楽ちんになります。
 射撃場に行って現地で実包を購入する時、グリースを忘れてきて、食堂の店員さんに「すみませんがラードありませんか?」って聞いている人を以前見たことがあります。きっとグリースと同様の効果が得られると思いますが、もしかすると発砲のたびに美味しそうな匂いがするのかな?

おばけヒラタケ

 昨年植菌し庭の片隅に伏せていたヒラタケ、ここのところ忘れていました。家内が「凄いのでてるよ~!」って言うので見に行くと、まさにおばけヒラタケ。超巨大です。
 ザルの直径が約32センチ。お店で売っている菌床栽培ものと違い、とても良い香りが漂っています。大きく育った原木栽培ヒラタケは、エリンギみたいに焼いて食べても美味。
 シイタケ、ナメコダケ・・・これから本格的なキノコの季節。山で暮らすと味覚の秋が満喫できます。